
春の兆しが感じられる3月の終わり、八尾の久宝寺緑地公園にてHappy Earth Day OSAKA 2011が開催された。昨年秋に行なわれたプレイベントであるHappy Earth Marketに引き続きLovearth Campは自転車発電機ディスコ☆マーラーの参加とステージ・プロデュースを担当。春先といえどまだまだ風も冷たく、肌寒い2日間。ましてや東日本大震災が人々の落としている影は深く、どことなく阪神大震災後の日々を思わせる気配が漂う。しかし、こんなときこそポジティブな気持ち、ハッピーはヴァイブレーションが大切だ。ということで、被災地の方々へのお見舞いの気持を携え、復興への願いを胸にHappy Earth Day OSAKA 2011はスタート。木々や芝生の緑の優しさのせいか、やわらかな賑わいが会場に満ち始めた。会場は前回のロケーションから移動、円形の野外劇場を囲む形でショップや展示が行なわれた。Lovearth Campは“Earth Stage”と名付けられたその円形の野外ステージでライブやトークショー、そして自転車発電機ディスコ☆マーラーを担当。
まず初日、26日は11時、OPENINGのご挨拶から。地元、八尾のFMちゃお MC森川さんの司会でHappy EarthdayとそのきっかけとなったEarthdayについての説明、開催されるイベントの紹介。そして、ワークショップや出店等紹介が行なわれた。まだまだ、遠慮があるのか“Earth Stage”には入りづらい感じがあった。しかし、12時からの自転車発電ディスコ☆マーラーが始まると人々が少しずつ円形劇場に集まる。どんな静かなシチュエーションでも人と元気を引き寄せるミラクルマシン、今回もその威力を見せつけ、子供達から大人まで様々な人たちを笑顔で楽しませてくれた。
そして、13時にはポップなサウンドにのせたライブペインティング。アクティブなパフォーマンスと鮮やかな色彩でたちまち姿を魅せる絵に人々は惹き込まれていく。また、14時からはピアニスト&シンガー、日食なつこのライブ。華奢な出で立ちにパワフルな歌声と確かなメッセージ。渦中の岩手からやってきたという彼女、メディアでは流れない震災のリアリティを伝えてくれた。そして、15時半からは再び自転車発電ディスコ☆マーラーが登場。渚音楽祭など、いつもの音楽フェスと違ってファミリー層の多く、子供達が手を上げればお父さん、お母さんも名乗り出る。家族が一つになって応援する様子は本当に微笑ましく、自分たちの子どもの頃の思い出が蘇ってきて懐かしい気分になる。中には、MCのKK Langleyと友達のようにやり取りする八尾っ子がいたり、会場は庶民的であたたかな雰囲気に包まれた。
翌日27日も晴れでこの日は日曜日。清々しいお天気のなか、大勢の人たちが会場に足を運ぶ。昨日と同様、オープニングの挨拶の後はワークショップや出店の紹介。その次は名古屋から来てくれたthe Sing2Youのライブ。カラフルでポップなルックスにナチュラルな世界観とパワフルな歌とギター。仰々しいメッセージはないが「“今”という瞬間を大事にする」そんなさりげない声が彼らの音楽から聞こえてくる。爽やかで楽しい演奏とパフォーマンスで飾り気の無い魅力は子供たちの心も捉えた。そして、自転車発電ディスコ☆マーラーが登場。“Earth Stage”にはベンチやテーブルが追加され、ショップや出店で買った食事を楽しめるスペースとなり、ファミリーが憩い、子供たちが走り回る。そんな小都市のような空間へと進化していった。その中で繰り広げられる自転車発電ディスコ☆マーラーは小さなテーマパーク。多くの人が手をあげ、参加し、応援する。そして、喝采と賛美。世代も嗜好も異なる人たちを一つにする、さすがディスコ☆マーラー!ちなみに、YMOの”テクノポリス”が鳴り始めると子供達が「ポッキー!ポッキー!」と口々に言ったのが印象的。捉え方はみな、それぞれなのだ。
そして12時半からはLovearth Campとは何度もコラボレーションしているベリーダンスのグループ、MAYA BELLY EARTH COMPANYのステージ。華やかなでセクシーな衣装とパワフルで美しい舞。ひらひらの衣装に憧れる女の子たちや「痩せるの?キレイになれるの?」と興味津々の女性たちと、そのセクシーな姿に釘付けになる男性陣…。楽しみ方は人それぞれだが、全てを飲み込む彼女達のステージは圧巻。聖と俗、光と影、ダイナミックな華を魅せてくれた。そして、今回のLovearth Campステージの大トリは3人のドラマーだけで構成されるロックバンド drumno。電子楽器もスピーカーも使わず、つまり電気を使わず演奏。散らばった3つのドラムセットの間をリスナーは自由に通り抜ける。様々なドラムのフレーズが方々で音を出し、それが頭の中で一つの音楽になる。バラバラに聞こえるリズムが実は一つのメロディになっている。「こんなものが世の中にあったのか!」そんな発見の連続がdrumnoの驚異の体験。未知なる存在の発見は希望を感じさせてくれる見事なパフォーマンス。演奏が終わると方々で拍手が、それもdrumnoに向けて、そしてdrumnoの音楽に触れた自身に対する祝祭のような拍手だった。
震災は思いがけぬ、とても衝撃的な出来事だった。しかし、世界には地球にはまだまだ新しい発見があり、出会いがある。楽しいことや悲しいことも、自然に私たちの前に現れる。避け難い現実がやってくるが、フェスやイベントを通じ、その現実を希望に塗り替えて感じ得ることもできるはず。
こうして、盛りだくさんなコンテンツ、会場に来てくれた人たち、そして天候に恵まれた2日間はあっという間に過ぎた。美味しい食べ物や雑貨、展示、音楽などに触れながら心に感じることは一つ。私たちは今、みんなと一緒に生きているということだ。
来場者は延べ1万2千人。
東北地方太平洋沖地震への募金総額は425,980円となりました。
ご参加ありがとうございました!
出演アーティストのインタビューも近日公開予定です。
お楽しみに!
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Happy Earth Day OSAKA 2011 “Earth Stage”
- 3月26日(土)
- 11:00 OPENNING(ワークショップ・出店等紹介等)
12:00 自転車発電ディスコ☆マーラー
13:00 アートペインティング
14:00 日食なつこ
14:30 「21世紀に向けて」トークイベント
15:30 自転車発電ディスコ☆マーラー
16:30 終演の挨拶、明日の紹介 - 3月27日(日)
- 10:00 OPENINNG(ワークショップ・出店紹介)
11:00 the Sing 2 You
11:30 自転車発電ディスコ☆マーラー
12:30 MAYA BELLY EARTH COMPANY
13:30 日食なつ子
14:00 自転車発電ディスコ☆マーラー
15:45 閉会の挨拶
<修景広場 プール前>
15:15 drumno












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